運動能力の向上について

未就学児から小学生の年代は、プレゴールデンエイジ（5～8歳）ゴールデンエイジ（9～12歳）と呼ばれており、この時期に運動経験を積むことで飛躍的に運動能力が向上すると言われています。

　プレゴールデンエイジとは神経系の発達が著しい5歳から８歳頃をいい、脳をはじめとする神経回路の発達が急ピッチで進む大切な時期です。この時期の子供は長続きはしないものの高い集中力を持っているという特徴があり、この時期に多種多様な動きを体験させ、体を動かす楽しみを知ることが、その後の動作の習得や専門的な技術の上達へと繋がります。

　ゴールデンエイジは、9歳から12歳頃をいい、神経系の発達がほぼ完成し、動きの巧みさを身に付けるのに最も適している時期です。また、一生に一度だけ訪れる、あらゆる動作を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期として重要視されています。